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プラスチック除水材ABS用
商標;アクアソーバーA-218R
製品概要
一部のプラスチック原料は吸質性を有しているため成型加工の前に、数時間の予備乾燥が必要であるが、製品の加工時間の延長、製造効率の低下、電気エネルギーの消耗、加工環境の悪化、製造コストの増加などのデメリットが存在する。
アクアソーバーA-218Rはプラスチック原料の予備乾燥を不要にする除水効果を発揮する。
独特な複合強靭性増加技術を採用して加工しているため、再生原料の強度を向上、新しい原料は耐衝撃性が低下しない。
また、主原料に天然材料を使用しているため環境に易しく、当社独特の加工技術を採用しており、ペレット内の水分と反応し別物質ができるが、プラスチック樹脂本来の性能を低下させることなく使用できる。
製品特徴及び使用方法
顆粒で灰色、直径5ミリ、厚さ1ミリほどで粒径が均一の円錐状
一般添加量は1%~5%で、推薦添加量は5%
原料に直接混合することができ、混合した原料は予備乾燥を行なわず成型機に入れる事ができる。
この製品は優れた流動性と可塑性を有しているため、通常設備で加工ができる。
アクアソーバーA-218はABS専用光沢潤滑剤を採用しているため、製品完成後の表面光沢性に与える影響が小さい。
また、印刷性と塗装性が良好である。
製品応用
主にABS樹脂、ナイロン樹脂、ポリカーボネート及びPMMAなどの新しい原料、再生原料の射出成形品、押出成形品に応用する。
注意事項
本製品は吸水性であるため、使用前に包装が完全に密封されているか確認する。
包装を開封した場合、8時間以内に全て使い切り、余る場合できるかぎり早く密封すること。
本製品が吸水していると製品性能の失効により問題が発生する。
原料に多量の水分が含まれている場合、本製品の添加料を多量にすると、製品の品質等が低下する可能性があるため、原料を適度に乾燥させてから混合を行うこと。
本製品を添加した原料を加熱、乾燥してはいけない。
包装及び保管方法
外包装は紙とプラスチックの複合包装袋を採用、内包装はユーザーの要求により真空熱風包装、またはダブル包装にすることができる。
1袋25キロとし、中に5キロずつの小袋5つとする。
製品は清潔且つ換気性がよく乾燥しているところに置く。
温度調整ができる暗所に置く。
取り扱いに気を付け包装の破損や、雨や日光に直接当てることを避ける
保存期間を6ヵ月とする。
その他
2007年に日本の発明特許を取得している.
原則、バージン製品にはアクアソーバーは必要でないが、納入方法、保存方法によっては必要なことがある。
(以上のデータは現状製品であり製品の品質向上にともない、技術パラメーターを変更する可能性がある。) |